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クーデターが起きて数日が経ちました。私の周りでは、スーパーやレストランが早く閉まることが不便なだけで、特に大きな支障は出ていません。

軍政と聞くとすごく印象が悪いですが、タイに関してはそういう印象ではありません。それは背景があるからです。今、首相に民間人を当てるという人事を発表しています。これまでデモは起きたものの、政府側と反政府側の力は拮抗していたように思います。事態が硬直していた。

私は空気的になにか突発的に大きなことが起きるのではないか、と心配していました。軍もそれを恐れていたと思います。巷でいうような赤シャツと黄シャツがいるなかで、どちらにも所属しない人たちも増えつつある中、どうしようもないシラケムードもあったように思います。

今の方針を聞く限りでは、王室の支持を得た軍は軍としての欲を出してないように思います。経済への影響にはかなり配慮していますし、外交面でも日本人ビジネスパーソンなど外国人を招待し、説明を行っています。仮に、ここで軍の色を出しクーデターに失敗すると、勢力乱立となって血が流れることは想像がつきます。ですので、かなり慎重に事を進めていると思います。 

首相の人選はかなり困難だと思います。その人がこの状況を変える力のある人であってほしいです。黄シャツからすれば、前政権を追い込み一定の成果は出した。赤シャツからすれば、怒りがたまっていると思います。臨時政権は赤シャツの意見にどこまで配慮するのかがポイントだと思います。

もちろん私は外国人なのであくまで傍観者のわけですが、長く独立を守ってきたタイという国の今後を願っています。そして、タイをもっと発展させたいという思いはタイ国民の願いであると思っています。 国王への愛が強い国は、外国人・日本人の私としてもうらやましいです。